久々に現れたヘビークレーマー：無いものは無いのだから諦めてくれ！編 - 会社が倒産して無職になったブルベアトレーダーの日常

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先日、バックヤードで家具の組み立て仕事などをやっていると、なにやら売場が少し騒がしくなってました。

どうやらお客様（年配の男性）は気に入らないことがあったようで、パートの家具販売員（女性）を捕まえて怒鳴り散らしているようでした。

もうね、罵声や怒号・・・煩いったらありゃしない。

平日の日中だったので、そのようなお客様の大声ってよく響くんですよね〜！

まず気になったのが、正社員（女性）が近くにいるのに「知らんぷりしている」というのはいかがなものでしょうか？

まるで他人事のように自分の作業をやっていたので、「なにやってんの？　聞こえてるでしょう？　とりあえず様子ぐらい見てきなよ！」と現場に急行させました。

とりあえずお客様の言動があまりに激しいので女性だけに任せておくわけにもいかず、とりあえず私も現場に行くことにしました。

まずは事の始まりから・・・。

お客様が販売員に質問しました。

お客様「高さが70cmぐらいのベッドだけが欲しいんだけど、どこにある？」

販売員「高さが70cmですか？　その高さですと通常のベッドは取扱がなく、システムベッドという商品になります」

このようなやり取りからお客様はブチギレた模様です。

プラス（仮）ではベッドなどの寝具も多く取り揃えていますが、『高さ70cmのベッドフレーム』というのは確かにありません・・・まぁ実際にはあるんですけど、上記の販売員さんがオススメしたシステムベッドというベッドになります。

高さがあるベッドと言えば二段ベッドやシステムベッドなど梯子を使うタイプのベッドぐらいなんですよね〜。

システムベッドとは二段ベッドの下が無いという感じで、下には机やチェストなど置くことができるタイプのベッドです。ロフトベッドと呼ばれることもあります！

もちろんプラス（仮）以外で探せばあることはあります。

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こちらだとベッドの下が80cmとお客様のご要望に近いと思いますが、当店では取り扱っておりません。

ニトリさんだと↓こんな感じシステムベッドがあるみたいですね。

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プラス（仮）にもこのようなシステムベッドがあるにはあるのですが、「ベッドフレームのみの販売」という商品ではなく、画像のような机やチェストなどがもれなく付属されています。

で、ここからがお客様ばブチ切れした要因なのですが、とんだ勘違いをされています。

販売員「こちらがシステムベッドなのですが、机やチェストも込みになります」

お客様「はぁ〜？　これ子供用じゃねーか！　ふざけんなぁ〜〜〜〜！！」

ということらしいです・・・。

一応説明しておきますが、子供部屋で使用されることを目的としたベッドであることは間違いありませんが、耐荷重として100kgぐらいはあるので、大人が使用しても特に問題はないです。

人間の体重+マットレスや布団の総重量が100kg以内だったら使用可ということなんです！

ということを販売員は説明したらしいのですが、お客様は納得がいかない様子です・・・たぶん一度「これ子供用じゃねーか〜」とブチ切れてしまったので、その余韻を引き摺っているみたいな感じでした。

お客様「だからベッドだけでいいんだよ。机とかいらないからその分安くしろ！」

販売員「こちらの商品は全部がセットなんですよ」

お客様「なんでセットにするんだよ、バラ売りしろよ！」

販売員「いえ、バラでお売りすることはできない商品なんです」

お客様「じゃあどこで売っているんだよ！」

販売員「（知らねーよ）」

など・・・言いたい放題だったらしいです。

最終的にはこんな感じ。

お客様「お前たち客に対してなんという無礼な態度を取るんだ、訴えるぞ！」

はい出ました「訴えるぞ！」ですね！

クレーマーの常套文句ですね！

お客様に直接言いはしませんが、店舗や企業としては「それほど言うのであれば是非訴えてみてください」という気持ちなんですよね。

ウチの本社、消費者センター、民事裁判などの訴訟を含めて、訴えてもらって全然構いません。

なぜなら店舗や企業、販売員に落ち度が全くないからです！

例えばマクドナルドに行って「刺身の盛り合わせ」を注文する人がいますか？

もし仮にいたとしても「お刺身の取り扱いはございません」とか「メニューにある商品しか取り扱っておりません」と言われるだけでしょう。

「なんで取扱いが無いんだ！」と言われても無いものは無いのですよ・・・店員からは言いにくいのですが「他の店に行ってくれ」ということなんです！

もちろん「●●というお店に行けば売ってますよ」などと親切に教えてくれることもありません。なぜならその店で売り切れているかもしれないし、休みかもしれませんから妙なところで無駄な責任を持ちたくないからです。

だいたい「訴えるぞ！」というのは『脅し』のつもりなのでしょうけど、まったく脅しになってませんので、このブログを読まれたクレーマーの方は是非一度は訴えてみてください。

消費者センターに訴えても「たった１人だけからの苦情」など「はいはい、わかりました〜」と言われるだけで、何の効果もありません。裁判をしたいなら少なくても１度は弁護士に相談してからのほうが無難です。いくらかかるか知りませんけど、たぶん弁護士からは「訴訟を起こさないほうが妥当ですよ」と言われることが多いと思いますよ。

ただこちらに落ち度が全く無いにしても「すみません」とか「申し訳ありません」などと一応形式的に謝らなければならないという部分が面倒なことを引き起こしているようにも感じます。

「お客様のご希望される商品が取り揃ってなく申し訳ございません」

この一言って必要なのかな〜と疑問に感じます・・・クレーマーに正社員の女性が言いました。

普通に「当店には無いでーす！」じゃダメなのかな（笑）？

ちなみにネットで探したらこのような商品が出てきましたので、リンク貼っておきますね〜！