上記リンク先の居酒屋の張り紙には
「おい、生ビール」と客が注文すると1000円/杯
「生ひとつ持ってきて」と客が注文すると500円/杯
「すいません、生ひとつください」と客が注文すると380円/杯(定価)
と書かれているそうです。
そしてさらに
お客様は神様ではありません。また当店のスタッフはお客様の奴隷ではありません。〜
というなかなか言いたくても言えないことが記述してあります(笑)!
実はこの張り紙・・・ジョークなんだそうです。
実際に「おい、生ビール」と注文しても380円で提供しているとのことです。
SNSで拡散されて賛否両論らしいのですが、個人的には『ジョークでなければ面白い試み』だと感じます。注文の仕方(言葉)で本当に値段を変えてみるとどうなるの実験してみればイイのに!
実験の結果「客数の増減」「利益の増減」など面白そうなデータを収集できそうですよね。
それと逆に客が「とびっきりの笑顔で丁寧な言葉」で注文したら10%値引きするとか(笑)!
で、ちょっと気になったのがこちら↓。
いつも身を粉にして、笑顔で一生懸命働いてくれる大事なスタッフがそういう思いをする機会を、少しでも減らせたらと考えました
リンク先の蒲池章一郎副社長の言葉なのですが、「笑顔で一生懸命働いてくれる大事なスタッフ」という言葉に違和感を感じました。
本当に常に笑顔で接客されているのでしょうか?
大抵の接客業では「お客様には笑顔で応対しましょう」となっていると思うのですが、ほとんど笑顔で接客されたことがないです。
最近自分が行った店だとコンビニ・スーパー・家電量販店・ホームセンター・ファミレスなどがあるのですが、笑顔で接客されたことはほとんどありません。
例えば家電量販店で
お客「すみません、●●はどこにありますか?」
店員「●●ですね、ご案内します」
というような『よくある接客』ですが、まず笑顔で案内されることはないです。
たぶんお店側のマニュアルでは「笑顔で接客する」となっていると思うのですが、9割以上は笑顔はなく普通の顔なんじゃないでしょうか。
私が勤務しているプラス(仮)でも、ほとんどの店員は笑顔で接客していないと思います。会社のマニュアルでは「口角を上げて笑顔で接客する」と書かれていますが、練習で何度かやっただけで現場ではまず笑顔ではないです。
小売業で一番お客様と接する機会が多いのがレジ担当の方なのですが、どの業種でも淡々とレジ作業をするだけで形式的に「ありがとうございました」と言われるケースが多いですよね。
「何が言いたいのか」と申しますと・・・
お客様に言葉などの態度を改めていただくことも良いのですが、従業員側の態度も改めたほうがイイんじゃないかな〜ということです。
私は『おっさん』ですから居酒屋などで女性店員さんに満面の笑顔で「ビールお待たせいたしましたぁ〜!」などと言われたら「この店は雰囲気がいいな、また来ようかな!」という気持ちになります(笑)!
やはり小売業・飲食業などの接客業を主とするリアル店舗の従業員には「笑顔で接客」が欠かせないと思うのですよ。
このようなところでネット通販に対抗できると思うのです!!
ウチの近所のマクドナルドでさえ『スマイル無し』です。
やっぱり注文しないと笑顔で接客してくれないのですかね〜?
※メニューにスマイル0円って書いてあったんですけどね〜→2012年にメニューから1度消えて2017年から再び記載されているそうです。
このブログを見られた方、何かしらのお店に入った時に店員さんをよく確認してみてくださいね〜!
私も「笑顔で接客」を心がけたいと思います。