小売業で働くパートさんたちの前職をまとめてみた！第２弾

プラス（仮）ABC店で働く前の職業について、ちょっと珍しい方がいらしたので別枠にしてみました。

前の記事は↓こちらです。

the-kouri.hatenablog.com

【家具販売担当パート社員：楠木さん（43歳/女性）】

『夢の国』に３年ほどパート勤務。

関西出身の方なのですが、『夢の国』が大好きで年間パスポートを所持する彼女。20歳代の頃は毎月新幹線に乗って『夢の国』へと遊びに行っていたそうです。

当時の地元関西で働いて得た給料すべてをつぎ込んでいたとかいないとか（もちろん時給で働くパート勤務です）！

結局『夢の国』が好きすぎて関東に引っ越してきて、『夢の国』で働くことを決意したんだそうです。

まずこの『夢の国』でパートやアルバイトとして働く人たち（キャスト）は、近所に住んでいる方より遠方から交通費をかけて電車やバスで通勤される方が結構いるんだそうです。もちろん車や自転車やオートバイでの通勤は基本的にNGです（夜勤など相談によっては可になるケースもあるそうです）。

楠木さんが働いていた当時は職種によって交通費の支給がないケースがあり、楠木さんは『ノー交通費』でした。それでも「夢の国のキャストとして働きたい！」という気持ちで通っていたそうです。

勤め始めの頃は本当に良かったそうです。

社員や先輩キャストも親切で、キャスト全員が「ゲストを持てなすんだ！」「ゲストを笑顔にするんだ！」という気持ちで楽しく勤務してたそうです。

しかし入社して１年も経過していないある日、通勤の電車に乗って『夢の国』へ向かっている途中で携帯電話がブルブルっと着信しました。

電車内ということで電話に出るのをためらったのですが、『夢の国』からの電話だったので隠れるように電話に出たんだそうです。

夢の国担当者「今日はお客さん少ないから今日は出勤無しでお願いします」

というような連絡だったそうです。。。

そのときは「こんな日もたまにはあるんだなぁ」と思い、仕方なく途中下車して自宅へトンボ帰り。

もちろん仕事の予定だったので何をするでもなく

楠木さん「ゴハン食べて、テレビ見て、風呂入って、寝た！」

しかしその後『シフト変更の電話』は月日を追うごとに増えて行き、多いときは月に４〜５回ぐらい出勤できなかったそうです。。。

パートやアルバイトが月に４〜５日出勤できないということは、その分の給与も無しになるので思っていた収入が得られない！

いくら『夢の国』が大好きでも生活のために仕事をしているわけですから、極端な収入減は痛すぎます。

定期券などで通っていなかった楠木さんは『無駄な電車代』と『無駄な時間』について夢の国に抗議したらしいのですが、「他のキャストの方にも急なシフト変更の協力をお願いしている」などとまったくとりあってもらえず・・・退職したそうです。。。

正直なところ・・・そのような環境でよく３年も勤務してたな〜と思います。

確か『夢の国』って近年入場料を値上げした影響で入場者数が減少したなど、ちょっと苦しい状況でした。それでも売上高の前年比減少率は平成26年度1.5％、27年度0.2％とほんのわずかです・・・しかし、それでも経費を削れるところは徹底的に削っていた模様・・・。

パート・アルバイト・従業員の生活のことを考えずに、ギリギリまで『人件費』削っていたんですね〜！

※正社員の人件費は削れませんからね。

プラス（仮）ABC店でも日曜・祝日など混雑が予想される日は、平日より多めにパート社員を出勤させますが、たまに予想を下回る・・・暇なときがあります（笑）。それでも出勤を止めたり時間より早く帰すなどということはありません。結局２〜３人ぐらい削っても人件費などたかが知れてますし、楠木さん同様そんな会社辞めちゃいますよね。

まぁ『夢の国』は従業員数が桁違いですし、収益も減ってきたので経費削減に躍起になっていたんでしょうね〜。

勝手な『当日シフト変更』をやって良いか悪いか別ですけどね！

※↑は昔の話で、2018年現在ではどのような待遇になっているか不明ですが、たぶんイマドキこんなことやっていたら大問題で労働基準監督署から是正勧告されるでしょうね。

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