会社が倒産して無職になったブルベアトレーダーの日常

元配送ドライバー業でしたがコロナで会社が倒産しクビになり、時間だけはあるので株のブルベアだけでなんとか食ってます

小売業の店舗の駐車場に監視カメラがない理由

プラス(仮)の駐車場には監視カメラがありません。
だから車同士の接触事故や人身事故、車上荒らしなどには基本的に店舗では対応していません。よって警察や救急などへの連絡はお客様にてお願いしております!

いまどき携帯電話ぐらい持ってますよね?だから自分で電話してくださいね。

だいたいどこの流通小売業の店舗でも駐車場に貼り紙してありますよね。「事故などはお客様の責任です」とか「車上荒らしに注意しましょう」とか「駐車場内での事故などは当店は関係ない」などと。

よくあるのがお客様同士の車が接触事故などによりが話がもつれて「監視カメラの映像を証拠として貸してください」というようなケース。

ビデオ映像は無いでーす!

店舗によっては駐車場から出入り口に向けてある監視カメラがあるケースはありますが、駐車場の車を撮影することはありません。お客様の中には「なんでカメラがないんだ!」と怒りだす方もいらっしゃいますが、法律上取付けや撮影の義務がなく、逆にお客様の車を撮影するとプライバシーの侵害に当たるケースになりかねません。

店舗から言わせていただくと、駐車場には盗難されるようなものは何もないですからね〜!

店舗に取付けてある監視カメラの主な役目は下記の通りです。

1. 盗難や万引などの抑止(犯罪の証拠として利用する場合もある)
2. 従業員の不正に対する抑止(不正の証拠として利用する場合もある)
3. オペレーションルームから店内すべての監視(従業員に指示を出す)

だいたいこんな感じです。

 

 

要するに監視カメラはお客様のためにあるのではなく、店舗・企業のためにあるのです。

近年では証拠となるような事故映像を撮影したい場合は、車載カメラ(ドライブレコーダー)を取付けるのが一般的ですよ。

けっしてお客様の車事故の証拠映像用として撮影しているなんてことはありません。

万が一、店内で事件などがあって、警察から映像を貸してくれと言われれば貸し出します。しかし事件性がない場合やお客様からの個人的な要望では貸し出すことはありません。

監視カメラを店内のお客様が通る場所の設置では『監視カメラ作動中』などと書かれてありますが、バックヤードや倉庫など従業員しか入らないところにはカメラだけになります。

駐車場に監視カメラがないということで弊害があります。

それは『不法投棄』です。

それほど数は多くありませんが、自転車・コタツ・空気清浄機などを捨てられたことがあります。もちろん『不法投棄』は犯罪なので、やめましょう!

『不法投棄』で一番困ったのはプラス(仮)で購入した『お客様組立の食器棚』が箱ごと捨てられていたことです。
どうやら組立の途中で商品を壊してしまった、もしくは組立ができなくなってしまったため、途中まで組立てたものをわざわざバラして強引に箱に詰め込み、おそらく車で駐車場まで来て捨てて行かれたようです。

この場合、店舗としては取得物として取り扱い、店内で2週間ほど保管します。

2週間を経過しますと最寄りの警察署に『取得物』・・・ようするに『落とし物』として届けます。あとは警察の判断で『取得物』とするか『不法投棄』とするかなんですが、『取得物』の場合は警察でそのまま預かることになりますが、『不法投棄』の場合は「持って帰ってそちらで処分してください」と言われるのです。

最寄りの警察署までは車で10分ぐらいかかります。店舗と往復するだけで20分かかり、書類などに記入とかやっていると10分、合計で30分はかかります。時間が勿体ないです。。。