会社が倒産して無職になったブルベアトレーダーの日常

元配送ドライバー業でしたがコロナで会社が倒産しクビになり、時間だけはあるので株のブルベアだけでなんとか食ってます

イベントが終わると次のイベントに向けた売場変更が始まる

多くの流通小売店では季節や年間行事(イベント)によって、店舗の飾り付けや商品などの入替えが行われます。
夏から年末に向けて下記のような感じです。

8月 夏の行楽シーズン用品(旅行関連・キャンプ・バーベキュー・子供用プールなど)
9月 勤労感謝の日敬老の日に合わせたグッズなど
10月 ハロウィン関連・冬物用品強化
11月 冬物用品・ボーナス商戦
12月 ボーナス商戦・クリスマス関連・正月用品

相当ざっくりですが、こんな感じです。
特にハロウィン・クリスマス・正月などに関連する商品はイベント日が終わった翌日から撤去して次のイベント物に変更するので、結構大変なのが普通の小売業です。

しかしプラス(仮)では一応翌日から売場を変更しますが、しばらくの間グッズを残しておきます。

例えばハロウィングッズですが、11月になっても2週間ぐらいは売場から完全撤去しません。なぜかそこそこ売れるみたいなんですよね〜。
確かにハロウィングッズとクリスマスグッズって似たような物もあるけど、2ヵ月先の話ですよね。ちょっとクリスマス用に買っていくには早すぎます。
もちろん時期が過ぎたからといって割引販売などはしてません。どちらかと言うと『売れ残った商品』という感じがするぐらいです。

 

 

クリスマス関連でも同じです。さすがに展示用のクリスマスツリーは下げますけど、グッズなどは小規模ですがしばらく売場にあります。

やっぱりなぜかそこそこ売れるのですよ・・・なぜでしょうか?

この疑問を喫煙所で店長にぶつけてみました。

店長「実は私も入社当時不思議に思ったんですよ(店長は5年前に中途入社)。当時の上司に聞いたんです!」

へぇ〜、店長も同じコト考えてたんだ。

店長「どうやらイベントの余韻に浸っているお客さんが購入していくというパターンが多いようです」

どうやらほとんどの方はイベントが終わると「終わった」と区切りをつけるのですが、その区切りがつくまでに時間がかかる人がいるらしいのです。

「みんなで仮装してパーティーやってハロウィン楽しかった」
「部屋を飾り付けて写真もいっぱい撮った」
「子どもたちが楽しそうにしていて、すごく良い思い出になった」

一般の家庭ではイベントが終わった翌日すぐに飾り付けなどを撤去しないものです。やはり数日かかりますよね。だからプラス(仮)の売場でグッズを見かけて、「これカワイイ!」とか「こういうのを探してたのよね〜」など、ついつい買ってしまうようです!

気持ちとしては「来年のハロウィンで使える」と思ってしまいやすいのでしょう。

以前はプラス(仮)でもイベントの翌日に完全撤去していたらしいのですが、お客様から問い合わせが結構あったようです。

クリスマス飾りなども正月飾りと一気に入れ替える家庭がけっこういるようで、だいたい12月30日ぐらいまではクリスマスのままの状態なんだそうです。

正月用品が終わるとその次は『節分』や『バレンタインデー』と言いたいところなんですが、プラス(仮)では、やらないです。新入学・卒業・新生活などに向けた売場展開になるんです!

そして1年のピークである3〜4月を迎えるのです!!