【リンク:まもなく導入1年、「プレミアムフライデー」実施企業は7%未満 消費増えず、働き方改革も完敗!】
2018年1月26日(金)で『プレミアムフライデー』が導入から1年になります。
今さらながらビックリしたのは、『プレミアムフライデー導入』で「旅行に行きたい」という意見を真に受けたことです。そりゃ旅行する人もいるでしょうけど、『プレミアムフライデー』=『旅行へ行く』という人は「ごく一部の人」に限られます。数値的に1〜2%増えればイイほうでしょう。
一部のメディアでは『プレミアムフライデーは大失敗』としておもしろおかしく報道しているようですが、個人的にはなんとも思わないです。『プレミアムフライデー』なんて関係のない仕事をしているからです。
せめて『プレミアムフライデー手当』とか出るんだったら歓迎しますけど(笑)!
やはり現代の日本人に『プレミアムフライデー』と言われてもピンと来ないですよね。まだ『華金』のほうが良かったと思います。
小売・飲食・旅行・エンタメ関連の業種を経営する方たちが、ターゲットであるサラリーマンやOLらの「心に何か響くようなインパクトを何も示せなかった」というが痛いです。
いくつかの小売では『プレミアムフライデーセール』で「価格を下げる」ことによって集客や売上アップに成功したようです。でも飲食業はダメでしたね。。。期待した旅行や観光関連も同じくダメでした。
そもそも『プレミアムフライデー』に期待するほうが間違っています。
実は知人で派遣社員の方は『プレミアムフライデー』に大不満です。実際に派遣先が『プレミアムフライデー』を導入したんだそうです。
知人『プレミアムフライデー』のおかげで早く帰らなくてはならなくなり、収入減になった・・・まぁ月に1日3時間早く帰るだけだからなんとかなるけどね。
知人は月に約5000円ほどの減収だそうです。
とてもじゃないけど『プレミアムフライデー』に「旅行に出かけよう」「外食しよう」という気持ちにはなれないそうです。そりゃ収入が減ったのですから逆に節約しなくてはなりませんよね。5000円×12ヵ月=6万円・・・年収6万円マイナスって大きいですよね・・・。
格差社会である現代では『負け組』って言われちゃうかもしれませんが、非正規社員たちにとって最良となるような『プレミアムフライデー』じゃないと無理です。
しかし逆に言うと非正規社員たちにとって有益になるような『プレミアムフライデー』だったら成功するということです!
是非ご検討ください(笑)!