会社が倒産して無職になったブルベアトレーダーの日常

元配送ドライバー業でしたがコロナで会社が倒産しクビになり、時間だけはあるので株のブルベアだけでなんとか食ってます

就職面接(正社員)で前職のバイトを辞めた理由を尋ねられたというお話

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私はプラス(仮)ABC店に非正規社員(パート社員)として、フルタイム勤務しています。

ちなみにプラス(仮)は全国展開しているホームセンター系のお店で、正式名称ではありません。


先日、プラス(仮)を退職されて、全く別の業界に就職した30歳代の男性Aさんが『お菓子の詰め合わせ』を持って休憩室に訪問してきました。

仕事で使用していた支給ユニフォームの返却も兼ねていたので、Aさんと会うのは多分これが最後となるでしょう。


そんなAさんと一緒に喫煙所でちょっとお話をしました。


Aさん「希望の職種にやっと就職できましたよ!」


私(田中)「本当に良かったね!」


Aさん「でも面接でプラス(仮)のことを質問された時はビビりましたね」


Aさんが言うには面接官の方が『なぜプラス(仮)を退職されたのですか?』という質問をしてきたそうです。


そんなの決まってんじゃん!
バイトだからだよバ・イ・ト!!


まぁ憶測ですが、その企業の面接官の方は「職歴に書かれている前職について質問しなきゃいけない」というシステムになっていると思うのです。

Aさんはご両親が健在で実家暮らし・・・実家暮らしだからと言って「収入ゼロでも良い」というワケにはいかないのが世の中のシステムです。とりあえずお金を稼がなくてはならないから、たまたま募集していたプラス(仮)に応募してバイトしていた・・・というだけです。


基本的に世の中のバイトをする人の理由って・・・お金なんじゃないでしょうか?


もちろん「この職業や職種が自分に向いている」というようなことで選んでいるケースもあると思いますが、比較的気楽な気分で「とりあえずやってみるか!」とか「向いてなかったら辞めれば良い!」ぐらいの気持ちなんですよ。


プラス(仮)の正社員にこのような話を聞いたことがあります。


正社員「北の地方でプラス(仮)が新規オープンするときにパートを募集したところ、募集定員100名に対して400人応募してきた!」


話によると地方では正規社員・非正規社員のどちらの仕事も地元では少なく、大量の人材が集まってくるんだそうです。

競争率4倍だからさぞ優秀な人材が揃ったことでしょう・・・と思ったらそうでも無いらしいです。


正社員「結局若くて優秀な人材は仕事のない地元を離れて就職しているから、主婦やフリーターが挙って応募してきましたね」


プラス(仮)は、その土地の平均的なアルバイトの時給よりも50〜100円ぐらい高く設定されています。そのおかげでコンビニやスーパーなどで働いていた方々が殺到するんだそうです。

 

私がプラス(仮)でフルタイムで働いている一番の理由は『近所だから!』です。

 

徒歩5分ですからね〜、通勤が楽なんですよ。

別に「小売業に興味がある」とか「プラス(仮)というお店が好き」なんてことは全くないです。


そりゃ当初プラス(仮)に応募して面接していただいたときは、「小売りや流通に興味があります!」ぐらいのことは言ってますよ(笑)!

非正規社員として働くということは基本的には「正規社員として働く気がない」もしくは「正規社員になれない」というような人なんですよね〜。


私の場合は後者です・・・常識的に考えて54歳が正規社員にはなれないのです・・・。


もちろん正社員の可能性がゼロというワケではないのですが、よほどのブラック企業か前職の経験を生かした職業あたりですかね〜?


ブラック企業の場合は論外・・・なにがあっても絶対にそれだけは嫌です。


前職の経験・・・まぁあることはあるのですが、あと5〜6年で定年退職の人を雇うような会社を見つけ出すのは至難の技としか言えません。

そこまで苦労して前職と同じような職業に就きたいとは考えてないのです。


Aさんはまだ若いから先も長いし、これからは正社員として頑張って働くことでしょう!

 


個人的に気になるのはプラス(仮)ABC店でパート勤務している20〜30歳代前半の若い女性たちです。

フルタイム(週40時間労働契約)が2人、パートタイム(週20時間労働契約)が3人ほどいるのですが、彼女たちにはある共通点があります。


全員の最終学歴が『高卒』で『実家暮らし』で『未婚』!

 

けっして馬鹿にしているのワケではありません!上記の共通点と同じ方でも正社員として頑張っている方がたくさんいるでしょう。


他人のことなので別に文句や苦情はないのですし、『職業選択の自由』というのがありますから好きにしてもらっていいのです。

 

それでもせっかく働くのであれば、『賞与』がある正規社員を1度ぐらいは経験してもバチは当たりません・・・と思うのです。

一見彼女たちは収入に固執していないように見えますけど、お話を聞く限りでは「給料安いよね〜」「絶対一人暮らしなんかできないよね〜」などと言っています。

 

単純に54歳の私から見ると「若いのに勿体ないなぁ〜」と思うんですよね・・・若さへの嫉妬ですね(笑)!


まぁ、特に『やりたい職業』が無いみたいなので、それはそれで良いのでしょう!

何か理由があってフリーターを続けているかもしれませんからね!!