MacBook Proのパンパンになったバッテリーを交換した件について
私がメインで使っているPCは『MacBook Pro(Retina Mid 2012)』というメッチャ古い(10年以上前)Apple社製ノートパソコンなのですが、年に1度ぐらい裏蓋を外して中身の清掃を行っています。
※ノートPCの清掃って夏前にやると『真夏の熱暴走予防になる』のでオススメです!
清掃といってもやることのメインは『綿埃の除去』がほとんどで、エアダスター(缶スプレータイプ)でシューっとやるだけです。
※清掃前の画像はあまりにも汚いので未撮影。
清掃が終わり「さて裏蓋を閉めるか・・・」という段階になる前から気づいていたのですが、バッテリーの膨張によって裏蓋がまったく閉まりません!
以前よりバッテリーの膨張が気にはなっていましたが、一応蓋を閉めることができるレベルだったのでそのまま放置していました。
どうやら昨年以上に膨らんじゃったようで、とりあえずバッテリーを外しました・・・。
いつ爆発(発火)するかわからんし・・・。
基本的にほとんどのノートPCはバッテリーレスでも電源ケーブルを接続すれば起動して普通に使えるはず・・・だがしかし、Apple製のノートPCをバッテリーレスにしてしまうとCPUに制限がかかり性能が半減してしまうという噂を聞いたことがあります。
噂だけであればそのまま目を瞑って使っちゃおうと考えていたのですが、実際にバッテリーレスで使用してみると、すべての動作が遅くメールやブラウジングでさえ激遅という状態になってしまいました。
仕方ないのでバッテリー交換することにしました。
アップルストアや専門の修理屋等に依頼すると3〜4万円かかるらしいので、当然自分でやります(機種によってバッテリー代や工賃が違います)!
というワケでAmazonから探し出したのがこいつ↓です。
まぁこのぐらいの金額でバッテリー交換できるのであれば許容範囲です!
注文して2日後に到着しました。
MacBook Proを分解する際は「星形ドライバー(トルクスドライバー・スタードライバー)」という工具が必要になるのですが、この手の商品には付属されていることが多いですね!
※専用の工具セットを持っているので、付属工具は使いません。
バッテリーの外し方はスマホなどと同じで、両面テープでしっかり接着されていますので、無理やり『力技で外す』のは絶対NGです。
バッテリーをヘラで少し持ち上げながらパーツクリーナーをバッテリーの裏に少量ずつ流し込みます。あまり力を入れすぎると膨張したバッテリーに負荷がかかり発火しますので、ゆっくり時間をかけて徐々に剥がしていきます。
バッテリーを外した本体側に両面テープの残骸が残るので、これらもパーツクリーナーで溶かしながらキレイに拭き取ります。
新品のバッテリーは裏側に両面テープがついていて表側は取り付け時にバラバにならないよう透明なフィルムで固定されています。この透明フィルムはバッテリーを本体に固定した後に剥がします。
というワケで完成!
※一応接着前にケーブルだけを差し込み新品バッテリーに不具合がないかだけチェックしました。
これでまた10年もってくれたらありがたいな!
現場からは以上です。
ちなみに外した古いバッテリーは『近所の家電量販店』にて無料で引き取ってもらえました。一般的な常識では「パンパンに膨れ上がったバッテリーは回収不可」となっているらしいのですが、『近所の家電量販店』は嫌がる顔もせず引き取ってくれました。
以前スマホのバッテリー交換した際も同じ対応だったので、今回もダメ元で持ち込んでみたところOKだったので良かったです。