【株式会社AJ(仮)新人研2日目〜4日目】←という内容でブログを書こうと思って・・・実際に書いたのですがボツにすることにしました。。。
ボツにした理由は、あまりにも会社に対する愚痴や悪口だけになってしまい、『私が虐待やいじめを受けていた』みたいな感じになってしまいました・・・さらに文章力のなさがメッチャ実感できる文章で、自分で読み返しても何が言いたいのかわからないという始末・・・。
よって『ちょっとブラックだよな〜』と思ったことを箇条書き+解説付きという表現方法に変更することにしました!
●トラックの駐車場にはナンバーの付いていない車両が複数台あった
これは関東運輸局の監査が入って「行政処分を食らった」ことによるもので、『車両の使用停止』という処分でした。詳細な日数などは未確認ですが、研修を担当してくれていた先輩ドライバーの話によると100日以上であるのは間違いないそうです。
『車両の使用停止』処分は会社が所有するトラックが約50台ある中の17台で、それだけの台数が3ヶ月以上も稼働していないということは、業績は最悪・・・。賞与(業績給)は当分の間は出ないそうです。
ちょっと微妙な部分ではありますが、面接時に正直に説明して欲しかったですね。
●私が入社後わずか2日間で4人が退職した
株式会社AJではLINEグループを使って翌日の配車シフトなどが送られてくるのですが、私が入社して2日間でLINEグループから外された人が4名ほどいました。こちらも先輩ドライバーの話になってしまうのですが、6月中に合計8名が退職するとのこと。さらに私の後に入ってきたと思われる方が4名いたのですが、そのうちの2名は2日間勤務しただけで辞めていきました。
他人のことをどうこういうつもりはないのですが、こうも短期間で10名以上の人が辞めていくのは・・・ちょっとした目安になりますね!
●勤務拘束時間が絶望的に長すぎるという件
私が研修担当の先輩ドライバーと回っていたルートだと朝5時に出発して夜20時ぐらいに帰社するという『15時間拘束』でした・・・。もう1つのルートも覚えなくてはならないので、他の先輩ドライバーと2回だけ回ったのですが、こちらは朝5時出発で18時帰社というルートでした・・・。
トラック運転手の1日の拘束時間は、13時間と定められています。もし延長する場合でも最大16時間までです。15時間を超える回数は1週間につき2回までという規定があります。
ということは・・・基本的にアウトですね!
15時間拘束のルートは週3〜4回、13時間拘束のルートは週1〜2回と言われていたので、運輸局の監査が入ったらまた車両の使用停止になっちゃいますね。
●「待機時間がたっぷりあるから楽だよ〜」という罠
運送業営む会社にもよりますが、株式会社AJの仕事では『待機時間』というものが存在します。要するに「数時間もの間、路上駐車して次の荷物の上げ下げの時間までスタンパイしている」という感じです。
この『待機時間』を楽だと感じる人もいるとは思うのですが、私にとっては苦痛でした。
4t車以上なら狭いながらも仮眠室みたいな小部屋で横になることが可能ですが、私が乗務する2t車にそんな部屋はありません。
さらに路上駐車だと基本的に車の中に人がいないと駐車禁止の切符を切られてしまう可能性が大です・・・よってコンビニやトイレに行くにも注意が必要です。
●給料の支払いシステムが末締めの翌月末払い
最初の面接時に説明があったので個人的には了承済みなことではありますが、どう考えても異常だと思います。要するに最大で「2ヶ月間無収入のまま働かないとならない」ということです。
ある程度の預貯金がないと就職できない会社ってどうよ?
●超ど素人が平気でトラックを運転している
入社3ヶ月の30歳代の方が運転する2t車に横乗りしたとき、しばらく走行してから「運転代わりましょうか?」と申し出ました。
まぁとにかく運転が酷かったです!
免許証上はクリアしているらしいのですが、ミッション車のクラッチ操作に慣れていないというか適応できていないというか・・・。
オートマの癖だと思うのですが、発進してもギヤをあまり変えないし、坂道発進では必ずと言っていいほど後ろに下がります。いまどきのミッションのトラックにはブレーキのサポート装置がついており、キチンと操作すればちょっとした坂道ならサイドブレーキいらずなんですが、彼はそのサポート装置を理解していない・・・(説明したのですが、それでもできませんでした)。
もう1人は4t車を運転する入社6ヶ月という20歳代のイケメンくんで、ドライバー未経験なのにいきなり4t車に乗りはじめたという強者です。
未経験が4t車から始めてはいけないとは思わないのですが・・・「おいおい、嘘だろ?」というぐらい運転が下手くそで、近いうちに事故るだろうなと思いました・・・と考えていたのですが、すでに何度かやらかし済みだった様子です。宅配便支店の壁にぶつけたり、一般家庭の柵を破壊したり・・・。せめて2t車で1年ぐらいは経験を積んでから4t車にすればいいのにね。
私もまだまだトラックの運転には自信がありませんが、まさか私以下のドライバーがいるとは思ってもみませんでした。
●運行管理者にデタラメな人がいる
運送会社の出勤時ってちょっと特殊で、一般的な会社にあるタイムカードがないという会社が多く、その代わりに『点呼』をやって済ませるケースがあります。
この『点呼』なのですが、『運行管理者』という資格を持った人がドライバーと対面して行い、キチンと点呼記録簿をつけなくてはなりません。適当に対応したり・・・ましてや点呼記録簿を適当につけたり捏造なんかしたら車両の使用停止の行政処分が待っています。
株式会社AJの場合は『運行管理者』が複数名いるのですが、まともなのは1人だけで、あとの数名は社長を含めて適当です。例えば点呼中にスマホにかかってきた電話を優先させるとか、他の事務仕事をしながら点呼を対面ではなく少し離れた場所から行うとか!
また近いうちに監査入りますよ・・・。
●社員全員の名前が記載されているシフト表には、ず〜っと『休』となっている人が複数いる
もうなんだかわかりません・・・1ヶ月間のシフト表なのですが、事務員1名、ドライバー2名が全日『休』になっているんですよ。
先輩によるとドライバー2名は事故や違反が累積して免停中らしく、出勤停止になっているらしい。
えっ、いくら免停中で運転できないからって・・・給料とかどうなっちゃうんでしょうか?
先輩「有給があればその分は出るだろうけど、それ以外は欠勤扱いだよ!」
マジっすかぁ・・・。
そして欠勤が続く事務員という方なのですが、会社設立時から尽力されてきた方らしいです。
先輩「2〜3ヶ月前から社長と揉めているらしいよ!」
・・・ふ〜ん。
という具合の会社でした。
結局のところ株式会社AJを約2週間ほどで辞めました。
辞めた理由は上記にもある通り『拘束時間が長すぎる』ということと、近いうちに再度監査が入って行政処分を食らうことが「ほぼほぼ確実である」という点です。
せっかくドライバー業を目指して転職を決意したのに、何もこんな変な会社に長居する必要はないと思いました。
年齢的にも厳しくなっているのは事実だけど、ドライバー職はいくらでもあるので、自分の我儘をつきとおすことにします!
もうね・・・自分向きのドライバー業に出会うまでとことん追求することを誓いましたよ!!!