会社が倒産して無職になったブルベアトレーダーの日常

元配送ドライバー業でしたがコロナで会社が倒産しクビになり、時間だけはあるので株のブルベアだけでなんとか食ってます

ヘアドライヤーの故障についてのクレームでしたが・・・

ある平日の午後、「ヘアドライヤーが壊れたので修理してほしい」という女性のお客様がサービスカウンターへと訪ねてきました。

 

書類整理のためたまたまサービスカウンターにいた私が対応することになったのですが、まぁ〜ビックリしました。

 

何に驚いたかと言いますとお持ちいただいたヘアドライヤーが『パ●ソニック製品』だったからです。

 

プラス(仮)ではヘアドライヤーをはじめ掃除機・マッサージ機・LED室内灯など小型家電の取り扱いがあるのですが、すべて弊社オリジナルブランドのみで、家電量販店のようにメーカー品の取り扱いはありません。

 

つまりお客様のヘアドライヤーはプラス(仮)で購入されたモノではないのです!

 

お客様「まだ1年も使っていないのに電源が入らなくなったんですよ〜。これって無料で直してもらえますよね?」

 

私「お客様、当店ではこちらのパ●ソニック製品のお取り扱いがないので、保証対応ができないのです。購入されたところに持ち込んでいただくか、メーカーに直接電話連絡されてはいかがでしょうか」

 

お客様「え、ここのお店じゃないけどプラス(仮)で購入しましたよ?」

 

私「いえ、当店以外のプラス(仮)でも取り扱いがありませんので、他の家電量販店などでご購入されたのではないでしょうか」

 

お客さはしばらく考え込んだあと、パッと思いついたように

 

お客様「あっそうだ!イオンに入っている家電量販店●●で買ったんだ。そのあとプラス(仮)でも買い物したから・・・てっきりプラス(仮)さんで購入したと勘違いしてました。」

 

ハァ〜・・・思い出していただけて良かったです。

 

今回はヘアドライヤーでしたが、さまざまな商品の購入先を間違えてクレームをつけれることが結構多発しています。まぁしゃーないです。。。

 

お客様「ごめんなさいね、とりあえずドライヤーは必要だし、せっかくだからプラス(仮)さんで買っていきますね。売り場はどこですか?」

 

というワケでご案内することになりました。

 

とは言ってもヘアドライヤーは1種類だけでカラーは白と黒があるだけです。一応マイナスイオン発生装置もついていて3,000円ぐらいの商品だったりします。

 

お客様「ちなみにドライヤーってどのぐらい保つものなの?」

 

私「おおよそですが使用時間にして150時間ぐらいです」

 

そう、一般的なヘアドライヤーは使用環境にもよりますが150時間ぐらいの使用で交換した方が良いとされています。だいたい3〜4年ぐらいの使用で壊れていなくても交換された方が無難でしょう。

 

結局このお客様はヘアドライヤーを一つお買い上げされて帰られました!

 

ここでヘアドライヤーについて『ちょっとした豆知識』をご紹介します!

 

1. お風呂場の近くや洗面所などで使用されることが多いと思いますが、湿度が極端に高い場所だと寿命が大幅に縮まる可能性があります。

 

2. ヘアドライヤーは基本的に分解禁止の電化製品なので、中に積もった埃・ゴミ・髪の毛などは取り出すことができません。だからといって後方の空気取り入れ部分にストッキングやガーゼなどをフィルターとして使用しますと故障の原因になります。埃などが目視で確認できるぐらい汚れているようだったら買い替え時期だとお考えください。

 

3. ヘアドライヤーは毎日使うものだと思いますが、いきなり故障して使えないということもあるでしょう。夜のお風呂上がりに使用するケースが多いと思いますが、家電量販店やホームセンターなど21時ぐらいに閉店となるので、その日のうちに入手できまないこともあります(さすがにコンビニとかで売ってないですよね・・・ドラッグストアとかならあるかな?)。やはり万が一に備えて『予備のヘアードライヤー』を用意しておくと良いと思います。

 

4. ヘアドライヤーを使用したあとは冷風にして30秒ぐらい冷ましてからスイッチをオフにしてください。温風で使用したあとすぐにスイッチを切ると中に熱がこもったままの状態になってしまいますので、火災や故障の原因になりやすいのです。

 

5. 使用後は必ずコンセントを抜いてください。わずかですが電気が流れていますので節電にもなりますし、見えないところに埃などが溜まっていることがありますので、火災防止にもなります。

 

6. 分解組立しないでください。保証期間内でも無償修理が受けられなくなりますし、何より大変危険です。中身は電気ケーブルなどが細かく配線されていますので、分解組立時に傷などつけてしまうと感電・火災発生の可能性があります。保証期間内であれば購入した店舗もしくはメーカーに連絡してください。保証期間を過ぎている場合は寿命だと思って買い換えてください。

 

だいたいこんな感じです!

 

ヘアドライヤーは身近で使い慣れた電化製品ではありますが、結構危険な生活必需品だということをお忘れなく!