ティファールなどのCMなどで有名となった『1リットルサイズの湯沸しポット』なのですが、プラス(仮)でも似たような感じのオリジナル商品を販売しています。
もちろんティファールさんよりも低価格ですが、故障のクレームが多い時期がありました。
ただ低価格だからと言って故障していたら意味がありません。
プラス(仮)では1ヶ月の間に3台の不良品が出てしまいました。
小さいものなのでいずれのケースもすべてお客様が持ち込んでいただけたので、こちらとしては手間が省けて助かったのですが、1ヶ月の間に3つの不良品というのは多すぎです。
正直なところ月に10個程度しか売れないような商品です。
これは『生産ロット』というのがありまして、一定の期間に生産された湯沸しポットの基盤に不良箇所があったということだと判明しました。
日本全国の他店舗でも同様の不良品が出たので、基本的にはプラス(仮)に納品しているメーカーが責任を持つことになります。
このようなことって結構多いんです。
他にはコタツの不良品というのもありました。
オンオフスイッチに問題があり、スイッチにちょっとした衝撃が加わると中に入っている小さな鉄球が外れてしまいオンオフできなくなるという症状です。
このコタツも日本全国で同じように多発したので、メーカー責任となります。
現実の問題としては交換対応するのは店舗なので、余計な仕事が増えるのは勘弁して欲しいところです。
以前、本社店舗のコールセンターに1ヶ月ほどヘルプで行った翌月ぐらいの話です。
『姿見』という縦長の鏡があるのですが、「鏡の一部が欠けている」というクレームが複数コールセンターに寄せられたそうです。
そう、コールセンターといえばあの関西弁丸出しの鏑木がいる本店の部署です。
なぜか鏑木は私に直接電話をしてきました。
鏑木「田中さん、あんたの店舗では商品をどーゆー風に扱ってるんですか? ABC店の姿見だけ3件も割れているというクレームが入りましたよ。すべてこっちが交換に対応してやったんですよ!」
相変わらず鏑木は馬鹿でした・・・もう敬語も使いたくないです。
私(田中)「あのさぁ、アンタ知っているよね? 私が家具バックヤード担当で生活雑貨の商品に関わっていないことをさぁ。いま生活雑貨のフロアマネージャーに電話変わるからそっちと話をしてくださいよ!」
鏑木「い、いや〜、ちょっとパートさんに裏情報を聞きたいと思っただけですわ・・・とにかくね、荷受けを適当にやってじゃねーかと思って電話しているんですよ」
私(田中)「だ・か・ら! 荷受けに問題があると思うならフロアマネージャーや店長に言ってくださいよ! 私はなんの関係も責任もないですから!」
鏑木「あのね、役職者を問い詰めて苦情を言ったら下のパートさんたちが怒られてかわいそうでしょ? だから田中さんに言っているんですよ」
私(田中)「だ・か・ら! もう相変わらずだなぁ〜、自分勝手なルール作らないでくださいよ。何か店舗に問題があると思うなら責任者の店長に言ってください!」
私は電話をガチャンと切りました。
その後、店長・副店長・フロアマネージャーに聞きましたが、鏑木から電話はなかったそうです。
その後の調べで判明したことですが、どうやら入荷トラックに積み込む際にカゴ車を使って積み込むのですが、その時点でガシャガシャ割れている音がしていたということがわかりました。
つまり倉庫から出すときに割れたかトラックで配送中に割れたか・・・いずれにしても店舗の誰かが荷受けをミスって割ったのではなかったのです。
倉庫でカゴ車に詰め込むときに、結構無茶苦茶な積み込み方をされてしまうときがあるようです。無理やりぎゅうぎゅうに詰め込んでみたり、軽くて壊れやすい商品の上に重量物を乗せたりなど、詰め込む側の従業員によってはよくある話なんです。
『姿見』の鏡って大きくて重たいイメージがあるかもしれませんが、プラス(仮)で取り扱っているものはそれほど重たくありません・・・商品にもよりますが、だいたい4kg前後で女性でも片手でひょいと持ち運べる程度です。
まぁ鏑木が私に直接電話してきたのも「ABC店はコールセンターに人員も出さないのに、お前のところがいい加減な仕事をしているおかげでクレームばかりだ!」とでも言いたかったのでしょうね。
まぁそれもすべて私には関係ないことです。
仮に再度店長から「もう1ヶ月コールセンターに行ってくれ!」と言われても断ります。あんなクソ野郎がいるところで勤務するのは無理です・・・2度と行きません。
そもそもパートの私が気を使って行く必要性がありませんから!